
将来の“空き家予備軍”になる傾向とは? あなたのご実家は大丈夫?今からできる対策を徹底解説

将来の“空き家予備軍”になる傾向とは?
あなたのご実家は大丈夫?今からできる対策を徹底解説
近年、日本では空き家が急増しています。
国交省の統計によれば、全国の空き家数は 約900万戸 を超え、今後も増加し続けると予測されています。
しかし、多くの方は——
「うちは関係ない」
「親が元気だからまだ大丈夫」
「相続してから考えればいいだろう」
と“他人事”として捉えがちです。
ところが、空き家になるケースの多くは、
実は早い段階で“予備軍”になっていたにも関わらず、何も対策をしていなかったことが原因 です。
この記事では、
・空き家予備軍の典型的な傾向
・そのまま放置すると起こるリスク
・今日からできる現実的な対策
・終活アドバイザー×不動産会社としてのアドバイス
・チェックリストで「自分ごと化」してもらう仕掛け
これらを、分かりやすく丁寧に解説します。
将来の空き家問題は、決して他人事ではありません。
「気づいた人」から準備を始めましょう。
■ まずは確認!あなたの家は空き家予備軍?簡易チェックリスト
以下の項目にいくつ当てはまりますか?
(※このチェックは“危険度診断”というよりも、“考えるきっかけ”として作っています)
【空き家予備軍チェックリスト】
-
*親が高齢で一人暮らしをしている
-
*実家の片付けがずっと進んでいない
-
*家族間で「将来どうする?」と話したことがない
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*実家を引き継ぐ人(誰が住むか・持つか)が決まっていない
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*親の健康状態が不安で、認知症リスクも心配
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*実家が遠方にあり、めったに帰れていない
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*相続登記義務化についてよく知らない
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*空き家対策特別措置法を聞いたことがない
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*固定資産税や管理費の負担が重くなりそう
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*兄弟間で意見が割れそう
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*親が「まだ考えなくていい」と言っている
-
*将来、誰も住む予定がない
-
*実家の老朽化が進んでいる
-
*建物の修繕・管理が全くできていない
-
*いざという時に相談できる相手がいない
→ 1つでも当てはまれば、空き家予備軍の可能性があります。
今から準備することで、トラブルは大幅に減らせます。
■ 将来の空き家予備軍によく見られる5つの傾向
ここからは、「気づいたら空き家になっていた…」と後悔される方に共通している傾向を詳しく解説します。
① 親の元気がなくなるタイミングを考えていない
多くの方は、
「まだ元気」「まだ歩ける」「まだ生活できている」
という理由で将来のことを後回しにします。
しかし現実には…
・急な病気
・認知症の進行
・介護施設への入居
・入院 → 退去 → そのまま空き家
このように、ある日突然「住む人がいなくなる瞬間」が訪れます。
そのタイミングで慌てても、
家族は冷静に判断できません。
② 実家の片付けが“先送り”されている
空き家問題の大きな要因のひとつが、
「物が多すぎて、動けない」
という状況です。
・長年の荷物
・親の思い出の品
・家具家電
・書類
片付けは精神的・体力的に負担が大きく、
後回しにしがちです。
しかし、ここが次のステップの全てに影響します。
③ 誰が実家を引き継ぐのか決めていない
「長男が継ぐの?次男?娘?売却?」
「そもそも誰が住む?」
「誰も住まない…?」
この点が曖昧なまま親が亡くなると、
ほぼ確実に家族間トラブルに発展します。
実際に私は不動産の現場で、
・兄弟間で話がまとまらず数年放置
・相続登記できず売却不可
・管理ができず荒れ放題
・近隣から苦情
・資産価値が大幅に下落
こうしたケースを数多く見ています。
④ 相続登記義務化を知らない
2024年から相続登記が義務化されました。
つまり…
相続してから3年以内に登記しなければ法的ペナルティ(過料)対象。
「昔の相続だから関係ないでしょ?」
と思った方は要注意です。
過去の相続も対象です。
⑤ “相談先がない”と思っている
「弁護士?司法書士?税理士?不動産会社?」
「どこに相談すればいいのかわからない」
「専門家に相談するのは抵抗がある」
こうした理由で、
動かないまま年月だけ過ぎてしまいます。
しかし、正しくは
なるべく早い段階で“まず相談”。
相談することで、
正しい判断ができるようになります。
■ 空き家予備軍を早めに脱出するための具体的対策
ここからは、今日からできる現実的な対策をまとめます。
【1】現状の把握(家族で話す)
まずは、家族で「いずれどうするか」を話し合うこと。
話し合いのポイントは3つ。
・だれが実家に住む予定なのか
・もし住まないならどうするか
・親の意思はどうか
これだけでも、今後の選択が大きく変わります。
【2】実家の片付け(生前整理)
片付けは「一気にやらなくていい」です。
しかし、
・大量の家財
・書類
・使わない家具
こうした物があると、
売却も相続も賃貸も進みません。
できる範囲で、
“少しずつ片付け” を始めるだけでOKです。
【3】未来の選択肢を知る
不動産の選択肢は大きく4つです。
-
売却
-
賃貸
-
解体して更地
-
そのまま保有(管理)
どれが正しいというものはありません。
大事なのは…
「ご家族にとって最適な選択」を知ること。
【4】法律・制度を知る(最低限でOK)
・相続登記義務化
・空き家対策特別措置法
・相続税の基礎控除
・固定資産税(特例)
これらを“知っているかどうか”で、
将来の負担が大きく変わります。
【5】専門家に相談する
相談は早いほど良いです。
「まだ何も決まっていないけど…」
「具体的な悩みがあるわけじゃないけど…」
という段階で大丈夫です。
むしろ、その方が最適です。
■ 終活アドバイザー×不動産会社としての私の想い
私は不動産業界に20年以上携わり、
2024年に生まれ育った実家を改装して
株式会社グラーティアを開業しました。
これまで数多くの相続・空き家の相談を受けてきましたが、
感じることはいつも同じです。
「もっと早く相談してくれていれば…」
空き家問題の多くは、
「事前に準備していれば防げたものばかり」です。
だからこそ私は、
・売りなさい
・解体しなさい
・賃貸にしなさい
そんなことは絶対に言いません。
不動産は“手段”であり、
“正解はご家族によって違う”からです。
私が大切にしているのは、
「考えるきっかけ」をつくること。
そして、
「ご家族が納得できる選択をサポートすること」。
これが、地域の不動産会社として、
終活アドバイザーとして、
お伝えしたい想いです。
■ まとめ:空き家は“未来の問題”ではなく“今の準備”で防げる
空き家問題は、
親が元気な今、何も起きていない今こそ
向き合うべきテーマです。
・後回しにしない
・一人で抱え込まない
・相談は早いほどよい
これに尽きます。
「今はまだ大丈夫」と思っている人ほど、
突然その時が訪れます。
だからこそ——
「気づいた今日が、最初の一歩」 です。
■ 無料相談のご案内
株式会社グラーティアでは、
不動産・相続・終活・空き家問題について
無料相談 を受け付けています。
「何から話せばいいかわからない」
「まだ悩みは明確じゃない」
「備えとして聞いておきたい」
こうしたご相談で構いません。
あなたとご家族が
将来後悔しないように、
誠実にサポートいたします。
お気軽にお問い合わせください。
